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末社

本殿の傍らに鎮座する、小さな社。

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OVERVIEW

本殿の傍らに、
祈りの小社。

末社(まっしゃ)とは、神社の境内に鎮座する、本殿御祭神以外の神々をお祀りする小さな社殿です。古くは、本殿と深い関わりのある神、また地域の信仰を集める神が、本殿と共に一つの神域を構成しました。当社の境内におきましても、招魂社天王社の二社が鎮座しています。

いずれも本殿と併せてお参り頂くことで、当地の護りと、その歴史の深みを感じて頂けるものと存じます。

SHOKONSHA

招魂社

御祭神

松見町・西寺尾町出身の戦没者諸霊

招魂社(しょうこんしゃ)は、日清・日露の両役より、先の大戦に至るまで、この松見町・西寺尾町の地より出征し、還らなかった英霊を奉斎する社です。氏子有志により昭和二十五年(一九五〇)に現在地へ遷座・再建され、以降、地域の鎮魂と平和の祈りの場として大切にお護りしています。

毎年文月十五日頃招魂社慰霊祭を斎行し、遺族会・氏子総代が集い、玉串を捧げて戦没者の御霊を慰め奉り、恒久平和を祈念いたします。

社殿の様子

木造檜皮葺(ひはだぶき)の小祠で、本殿の東側、杉木立の奥に鎮座しています。社前には「戦没者慰霊之碑」の石碑が建ち、刻まれた三十余名のお名前を、今も氏子の皆様の手により毎年清掃いたしております。

参拝の作法

本殿と同じく、二拝二拍手一拝にてお参り下さい。英霊への黙祷を捧げる方もいらっしゃいます。静かに、心を込めてのお参りをお勧めいたします。

TENNOSHA

天王社

御祭神

素盞嗚尊(すさのおのみこと)

天王社(てんのうしゃ)は、素盞嗚尊を奉斎する社です。素盞嗚尊は天照大神の御弟神であり、八岐大蛇を退治し、稲田姫命を娶られた英雄神として知られています。祇園信仰・牛頭天王信仰と深く結びつき、古来より除疫(えきびょうよけ)・農耕武運の神として広く崇敬されてきました。

当社の天王社は、江戸時代中期に松見の地に疫病が流行した折、氏子の請願により奉斎されたと伝えられ、以来三百有余年、当地の人々を疫病・災厄より護り続けています。

例祭・天王祭

毎年水無月(六月)晦日の大祓と合わせて、天王祭を斎行いたします。境内には小さな神輿が飾られ、地元の子供達が参集し、夏の無病息災と五穀豊穣を祈ります。かつては神輿が町内を渡御する「天王様のお祭り」として知られ、松見の夏の風物詩と称せられました。

社殿の様子

本殿の西側、(くすのき)の大樹の根方に鎮座する、朱塗りの小社です。社前には茅の輪が夏越の大祓の季節に設えられ、夏越祓の折はこの輪をくぐり、半年間の穢れを祓う行事が古くより続いています。

ご利益

疫病除け・病気平癒・無病息災・厄除け・五穀豊穣。現代においても、風邪の流行る季節、また家族の健康を願う折に、多くの方がお参りに訪れられます。

ORDER

参拝の順序

当社の参拝は、まず本殿(八幡三神)にお参りされた後、境内を巡り、末社へとお参り頂くのが慣例です。以下の順序を目安にお参り下さい。

  1. 手水舎にて禊 — 手と口を清め、身を整えます。
  2. 本殿 — 二拝二拍手一拝にて、八幡大神に日頃の御加護を奉告し、祈願をいたします。
  3. 招魂社 — 地域の英霊に感謝と鎮魂の祈りを捧げます。
  4. 天王社 — 疫病・災厄除けの祈りと、日々の健康への感謝を申し上げます。
  5. 境内散策 — 御神木・古碑等を拝観しつつ、清浄の気に触れて頂きます。

本殿・末社のいずれにおきましても、お賽銭はお気持ちで、五円・五十円等、御縁を結ぶお賽銭をお勧めいたします。